緊急事態宣言が解除されて、今日から幼稚園の生活が始まりました。保護者の皆さまも自粛生活お疲れさまです。
2か月半ぶりに登園してきた子どもたち。
これほど長い休みあけの保育は保育者も初めての経験でしたので、久しぶりの再会を楽しみにしていましたが、子どもたちが幼稚園生活を忘れてしまっていないか、後戻りしてしまっていないかなど、楽しみと心配の中でのスタートとなりました。
朝の登園では泣いてくる子どもたちは一人もおらず、ずいぶん大きくなった姿でみんな元気に幼稚園へやってきました。
靴箱やクラスのロッカーなど、新しい環境になったこともよく分かっている様子でした。
そして友だちや先生との再会を喜びながら園庭でひと遊びしました。
外から入室する際には一度外の水道で手洗いをしてから入室するようにしています。
共用タオルからペーパータオルへ変更し、感染拡大防止の対策をしています。
手洗いもこの数か月の家庭での生活でしっかりと身についており、みんな上手に洗えていて驚きました。
入室してからも廊下の水道で再度手洗いをして更に手指の消毒も行ないます。
クラスでは2部屋の仕切りを外して広い空間を確保して密にならないようにし、サークルでも間隔をあけて座るように配慮しています。
各クラスに空気清浄機も用意しました。
そしてホールに集まり始業式も行いました。みんなよく話を聞いてましたが、久しぶりの幼稚園で緊張や気疲れなどもあったでしょう。始業式の終盤は眠そうにしている子どももいました。
今日はみんな調子よく過ごしており後戻りするような姿も見られず、子どもたちの持っている力の凄さを改めて感じることができました。
しかし、これから暑さや疲れも加わってくると、登園しぶりやぐずったりすることも予想されます。
帰宅後はゆっくりと過ごして、早寝早起き、生活リズムや体力を徐々に取り戻していきましょう。
by 園長