園の概要
「へいわ幼稚園」は創立以来、平和をつくりだす人間像に視点をあてて、幼児教育の場においてどのような教育が必要であるかを追求しながら幼児ひとりひとりの人格と自主性を尊重し、生き生きとした園生活となるよう創意工夫に励んできました。
一人ひとりが個性を伸ばし、明るくのびのびとした、誰からも愛される子どもへ。そして将来は、人々のため、平和のために役立つ人になってほしいと願っています。
また昨今「非認知能力」という言葉が流行していますが、これは簡単にお伝えすると「見えないものに目を注ぐ」=「遊びの大切さ」ということになります。小さな頃からたくさん遊ぶことは自分で考えて試してみたり、人と人との関わりが自然にうまれコミュニケーションをとる機会が増えます。仲良く遊べる時もあれば友だちと意見が合わずケンカをすることもあるでしょう。遊びに没頭することで集中する力を養ったり、何より自分のやりたいことを見つけて遊びこむと、次へのステップアップにつながり、視野が広がったり、自分のことだけではなく周りの人たちのことも考えられるようになります。へいわ幼稚園では開園当初から変わらずに「遊びの大切さ」を重視した教育保育を展開しています。
またせっかく神さまから与えられたたった1回の命・人生です。楽しいこと、やりたいことを見つけて生き抜く力を「遊び」は養ってくれます。人の話を聞きその通り行動することも集団生活では時に必要となりますが、保育者が先頭に立ち指示ばかりしていると子どもたちの主体性が失われ意欲的に遊びだせない姿となることもあります。
小学校に行くと遊ぶ時間も少なくなります。五感を使って思い切り遊び、たくさんのことを吸収できる時はこの幼児期のみです。へいわ幼稚園では子どもたちの主体的な遊びが展開されるように保育者間で毎日報告会や打ち合わせをし、一人ひとりの子どもたちを教職員全員で共通理解しながら一人ひとりにあった手立てを考えて教育・保育を進めています。また現場にたつ保育者が人間として立派に育っていなければ、その目的を果たすことはできません。そのため当園では保育者の資質の向上と育成に力を注いでいます。
園長 安田 光太
へいわ幼稚園は
へいわ幼稚園は、キリスト教主義の幼稚園です。幼児期は、人間の生涯の基礎が形成される時期です。へいわ幼稚園では、子どもも大人も、神さまによって創造され命を与えられた一人ひとりがかけがえのない存在であり、神さまの恵みの中に生かされていると考えます。子どもたちが、いつも感謝の気持ちをもって「祈る」ことを知り、神さまの前に正しく生きる者となるように願っています。
「へいわ」という名前も、聖書の「へいわを実現する人々は幸いである」との言葉から名づけられました。これまでの53年間に3,000名を超える卒業生を送り出しましたが、その一人ひとりが世界の「平和」を実現する人になってほしいと願っています。
目的と年齢
本園は教育基本法並びに幼稚園教育要領に基づき、適正な環境を与え、その心身の発達を助長することを目的とし、満3才から学令までの幼児を保育します。
教育・保育内容
保育課程の内容は、健康、人間関係、環境、言葉、表現等による総合教育とします。
教育時間と休業日
午前9時から午後2時まで(水曜日は午後1時まで)季節により保育時間を変更する場合があります。休業日は土曜日、日曜日、国民の祝日及び県民の日です。夏期、冬期、春期の休業があります。
納付金
在籍者は出欠にかかわらず、毎月6日迄に所定の納付金を納入していただきます。
P.T.A(父母と教師の会)
園と家庭との連絡を密にし、保育の充実を図るため、PTAを組織し幼児教育に必要と考えられる事柄について協議し実施します。
この他におかあさんたちの自主的なサークルがあります。詳細はコチラ。
その他
幼児体育の指導者による体育的活動を保育にとり入れ、幼児の健康な体づくりを目ざしています。また、その他に課外クラブ、新体操クラブ(月曜日午後・女児のみ)、サッカークラブ(火曜日午後)、体操教室(木曜午後)が行われています。お問い合わせください。